今できる中で最大限良いエンジンにして
なんて事を言われて始めたロイヤルエンフィールドのチューニングエンジン!
こちらでは各部の測定や修正を行い準備をしていたクランクシャフト
左がスペシャルなロングストローク仕様。右は純正500cc用クランクシャフト
チューニングエンジン用クランクシャフトなので、軽量タイプかと思いきやズッシリと重い。あえて重くしてある。と僕は思っている。
質量だの遠心力だの慣性だのの単語に拒否反応を示さない方であれば、重いクランクでコンロッドの付け根が外側(ロングストローク)の物と、軽いクランクでコンロッドが内側(ショートストローク)の物で性格が全く違うクランクシャフトであると理解できると思います
写真を見ればわかりますが、コンロッドの付け根をもっと真ん中に寄せればショートストロークになります
余計な外側を削って直径を小さくすれば軽量小型なクランクになり、エンジン本体を小さくできますね。その分ミッションをもっとクランクシャフトに近づけられる
近いので、わざわざエンジンとミッションをチェーンで繋げる必要が無いので、ギヤにしてくっつけちまおう!ケースも一緒にしちまおう!部品の接続面が少なければオイル漏れも減る!使用するネジも減る!部品点数が減ればコストも下がる!
と、どんどん進化してきたわけです
一体何が言いたいんだと言うと、こんな良い製品を作ってくれていてありがとう!という事です
クランクケースのベアリングが入る部分
クランクシャフトを保持するベアリングですが、ダメージを受けやすい部分を補強修正して頂きました
デカい丸の内側が綺麗な銀色です、一回り大きく掘った部分に新しく圧入してあります。芯もバッチリでます
あとは僕が上手く組めば問題ありません
その前に、ブリーザー径を変更したりネジ山を補強したりと、やる事が沢山です
完成が楽しみです!