エンジンオイルが漏れてしまって、オイルタンクが空っぽになっちゃった!
という事で修理入庫したBSAのC15
家に置いておいて漏れるという事なので、同じようにしばらく置いておいたのですが、漏れてこない
こりゃあれか、乗ってから漏れたりとか色々なパターンがあるので、とりあえず乗ってみようと思ったら、エンジンが掛からない
メインのスイッチを入れるとヒューズが切れちゃうので、どこかショートしているみたい
ヒューズを交換するとアンメーターがビーン!とマイナスへ振れるので間違いなさそう
オイルタンクを外すにはバッテリーを外したりと、色々と外す必要があるので電装修理と一緒にタンクも見てみる
強いて言えばここから少し漏れているけど、ここはタンクの真ん中ほどの高さにある位置だし、エンジン掛けないとオイルもそう出てこない場所
バンドで締めておきます
下側のマウントステーあたりにヒビでも入って、どうせそこから漏れているんだろうと予想してましたが、どうやら違うみたい
それよりヒューズ切れが全然直りません
オーナーさん、乗ってきたんだけどなぁ
メインキースイッチ
独特な造りです
一本端子が痛んでいたので、これか!と思いましたが変わらず
やっと原因発見!アンメーター本体のショートでした
きちんと振れて動作して、どこかがショートしているよ!と伝えてくれていたのですが、
実は俺でしたー!と一杯食わされました
結局怪しげな端子や配線は一通り直してしまって、小ぎれいになった電装ボックス内
エンジンも掛かるようになって一安心。各電装品の動作も大丈夫そうです
一回り走った左のプラグと元のプラグ。元のはグズッて真っ黒です
ロイヤルエンフィールドも同じなのですが、古くて簡単な回路のメインハーネスのバイクは、ヒューズが切れてもエンジンが止まる事なく走る場合があります
それでもプラグが正常に点火はしないので調子は悪くなるはずなのですが、元々日によって機嫌が変わる旧車では、今日は調子悪いのね
と、その時には気づかず、次にエンジンを掛ける時にヒューズ切れに気づくというパターンが多いです
あくまで想像ですが、おそらく来店中にこうなったのではないでしょうか?引き渡しての帰り道でなくて良かった良かった
で、肝心のオイル漏れですが、今の所はやっぱり漏れてこない
ちょっと気になったスロットルのブッシュが無くなっているので製作します
取れちゃう事があるので、テープ巻いておきます
ブッシュ無しでも乗れますが、ワイヤーが変に擦れてすぐ切れちゃいます
とりあえずまた停車状態で漏れチェックしてみます!