明日23日は車検や登録業務で午後からの営業開始となります
3月末を境に税金が掛かってくるので、毎年3月末は車検場が激混みになります
コロナになってからは、アレ?ってぐらい空いていたのですが、今回はどうでしょうか。もしかすると開店が遅れるかもです
ロイヤルエンフィールドのオイルポンプ修理です
点検のためにシリンダーヘッドのカバーを外した所、乗ってきたわりにはオイルが少ない感じがしました
赤く変色しているのは、おそらくオイルが焼けてる物
水滴が付いているのは発生した結露の物です
ヘッドの増し締め作業を行うので、とりあえずヘッドを冷ましてから増し締め
んで、オイルの立ち上がりを目視で確認しますが、始動後しばらくは普通にドクドクオイルが出てきますが、エンジンが暖まると吐出量が目に見えて少なくなります
ヘッドへ流れたオイルはプッシュロッド部からタイミングカバーへ流れ落ちます
で、タイミングカバー内部からオイルタンクへ戻る仕組み
あんまり無い症状でしたので原因がわからず、結局エンジンを1/4ほど分解して点検しました
オイル通路やクランクシャフト内部、各所のゴムパーツ等々
いっぺんに色々やると原因がわからなくなるので、一個組んじゃエンジン掛けてを繰り返します
んでオイルポンプの擦り合わせ作業を行った後に、ん?少し良くなった?という感じがしたので
強化ポンプを試してみます
見違えるようにドクドクと出てくるようになってくれました
このあと標準のオイルポンプも組んでみて、最初に付いていたポンプよりも良い結果を得ましたが、強化ポンプに比べると頼りなく感じましたので、最終的には強化ポンプをきちんと組み込みました
各所何度も組んでは分解してを繰り返し、あちこちオイルまみれになりました
さんざん出てこい!と唱えながら眺め続けたエンジンですが、次は出てくんな!という思いで組立てです
今回はオイルポンプのヘタリが原因でしたが、実際にはオイルは最低限の量で循環していました
同じような状況のアイアンモデルもありそうなので、今後の点検はこの辺も重点的に見ていく必要がありそうです
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