前回のブログから少し時間が空きました
以前から計画していたフロントフォークの変更とフレームの改造をやっていきます
今回用意したのは、TLM200のフロントフォークにTLR200のステム周り一式
フロントフォークはイーハトーブの物に比べて剛性が高くなり、TLRのアンダーブラケットはアルミ製で軽量化できます
今回の改造の一番の目的はフレームキャスター角を立てる事です。前につんのめるようなイメージです
そうするとホイールベースも短くなるので小回りが利くようになります
ただしそのままだとトレール量がかなり少なくなるので、当時のトライアルバイクはトライアルセッティングというトップブリッジとアンダーブラケットの、フォークが通る穴位置をズラしてフォークが寝るようにしてあるのだそう
さらにホイールのアクスルシャフトを前にズラしてトレール量を稼いでいるのだと思われます
すでにチンプンカンプンでしょう。もっと行きますよ
左が新しくつけるやつ、右のが元のやつ
ビヨーんと伸びてるのがステムシャフトでフレームのネックに入っています
新しく付けるほうのシャフトが元のよりも短いです。つまりフレーム側の長さがイーハトーブよりもTLRのほうが短いという事になります
という事は、トップブリッジとアンダーブラケットの間隔が、イーハトーブに取り付けるとフレームが長い分広くなるという事になります
今回のはトライアルセッティングといってトップブリッジとアンダーブラケットの穴位置がズレているので、感覚が広くなるとズレも広くなります。よって、フロントフォークが入らなくなってしまうのです
このバイクのコンセプトは、ラジコンで遊ぶぐらいなら原チャリで遊ぼう
ですのでお金は掛けられません、シャフトを作れません
なのでなんとか組めるよう工夫してニコイチで組みます
クソほど時間が掛かりましたがなんとか出来上がりました
組んだ
ほら!フレームとフォークがズレてる!
見慣れなくて変な感じですね~
課題だった箇所はトップブリッジを加工する事でクリアして、無事に組めましたよ
あんまり比較にならない感じですけども、ホイール軸が前に行った事も相まって寝たね!って感じがしますね
今回は見た目のバランスとかのデザイン的は事は全無視して、キャスターとトレール値を優先して改造を進めます
今回触れていませんが、画像を見てわかるようにノーマルはフレームから前方に離れてフロントフォークが付いています。新しいのはフレームが見えないぐらい手前です
これの影響で次の課題に繋がります