当店のバイクトランポ、デリカスペースギアロング
・狭い駐車場にも入れたいので5ナンバーサイズの車幅が良い
・バイク積むので室内広くないとダメ、そしてエンフィールドが二台積めないとダメ
・最低7人乗りたい。しかもその状態で後ろに荷物も積みたいから前後に長いのが良い
・なので、シートは3列目まであって、かつ2列目3列目のシートは畳めないとダメ
・河原とか奥の方のスキー場とか行きたいので、最低地上高が高めが良い。当然四駆
・箱バンは何台も乗ったので、今度は尻の下じゃなくてボンネットにエンジンがあるのが良いな
このスーパーワガママな条件で年式問わず、国内外の車を探した所そんな車はねぇと。
前後が長い車は横幅も広い!
バイクが二台積める車は二列目までしかシートが無い!
奥まで行ける四駆はランクル的な形でバイクは積めない!
だよね~とは思っていたのですが、あったんだなー、希望をピッタンコで叶えてくれる車が!
世界で一車種(僕調べ) それがデリカスペースギアのロング7人乗り
かれこれ6年乗ってる
左のやつ
まずロングボディじゃないとダメ。あと8人乗りもダメっぽい。セカンドシートの畳み方でバイク二台積めない
生産されてからすでに30年近い車ですが、コンピューター制御が色々と入っているモデルなのでECUがいっぱい居ます
基盤物で多いトラブルは電解コンデンサの劣化による電解液漏れで、電解液があちこち腐食する事によって壊れてしまうそうな。そして直しきれなくてスクラップになる
懐かしのデリカ。パジェロにエスティマみたいなボディをくっつけた変な車というのが当時の僕の印象でしたが、まさかこれに令和になって乗る事になるとは
僕と同じように他に買い替えの選択肢が無くてスペースギアに乗り続けている人が沢山いるそう。そして僕もしばらくの間、他に選択肢が無いので同じ道を辿る事になりそう
頼むとどえらい高いようなので、勉強も兼ねて交換にチャレンジだ!
これが何だっけな、OBDの何かの制御だったかな。メイン灰皿の下のやつですね
コンデンサが大中小の3個。失敗しまくってプリントパターン数カ所剥がしてしまった
補修が大変でした
コツはコンデンサを抜こうとしないで、足を切ってから曲げてある側に抜くほうが良いですね
デカいのは深く刺さってて足が切れないのと、底が接着してあるっぽいので無水エタノールを染み込ませてじっくり接着を剥がさないとだめです
これも何だっけな、ABSのだと思ったら違いました。同じく灰皿の下のやつ
表面実装のコンデンサで外すのが難しかったです
今回のは同容量の普通のコンデンサに換えています
これも失敗して基盤壊しかけました
古いコンデンサを外すコツは、コンデンサ下のボディをこれでもかと半田ごてで溶かしてやる事ですね
メインのECU。本命の脳みそ!
ABS制御もこれらしいですが違うかもしれません
表面実装型が2個と、デカい筒型で足が深く刺さっているタイプ
どっちもさっき失敗したやつですが、失敗を生かしてチャレンジ
上手く外せました
左のコンデンサはサクッと交換できるようになりました
マスキングテープで基盤を固定しておくとズレなくて良い
今回は表面実装型のコンデンサで交換
先に基盤側とコンデンサ側にうっすらハンダを載せておいて、コンデンサを載せた状態で熱を掛けてハンダを溶かして沈めるイメージ
ぶっつけ本番でしたが、ちゃんと付きました
車に戻して試運転。ドキドキしましたが、無事成功したみたいです
今回交換した7個のうち3個が膨らんでいて、うち1個が液漏れした?ような感じでした
最近はネオクラシック系の車やバイクも注目されてきているので、この手の修理が増えてくるんじゃないでしょうか?
当店では仕事としては受けませんので、悪しからずご了承下さいませ!





