若干くたびれたエンジン、どうせ直すならボアアップしたいという事でお預かり
今回使用するボアアップキットは、ピストンとスリーブ(ピストンが通る筒、シリンダーに圧入されています)のセットなので、元のスリーブを引っこ抜いて、新しいのに入れ替える必要があります
新旧ピストン 一回りでっかい
スリーブを入れ替えたうえで、使用するピストンに合わせてボーリングします
新品ピストンにも左右があるのはそのためです
W650は、後藤屋では当たり前のOHVでは無く、主流であるカムチェーン式でもなく、ベベルギヤを使ってカムシャフトを回しています
んで、バルブは一気筒あたり4バルブのタイプ
レトロバイクだから、2バルブでよかったんでない??
タペットはインナーシム式
これはマグネットで取れるタイプだし、アームを横にずらせるので非常に楽ちん
キャブレターはセッティングを兼ねて分解清掃
ヒーター付きのキャブレター
静かに乗るのが好きだというオーナーさん
吸排気共に純正です
ただし、排気量アップは間違いなく体感できるレベルで変化しています!
お楽しみに!!