W1SAチョッパー、メッキ準備です!ちょっとずつで良いから持って来てと言われていましたので、これで第三弾目
やっと終わりです
準備で一番大変だったのはガーダーフォークでした
両サイドに装着されるダンパーのメッキプレートは、新たに作り直した
本体であるこの部分は、ラグに差し込み真鍮ロウによって装着されている構造のため、メッキ不可
実際は出来ないわけではないけど、やり直しでメッキを落とす際に真鍮も溶けてなくなってバラバラになってしまいます
メッキって結構ムラになったりするそうで、納品前にやり直す事もたまにあるのだそうです
今回はショーまで時間が無いので、バラバラで帰ってくるのが11月末とかだと出展自体を諦める事になりかねないので、ペイントにします
メッキ前は、古い塗装を剥がしていき、さらにお肌を整えてから出します
こってりした塗装を剥がすには剥離剤を使います
何回も剥いでは剥離剤を塗ってを繰り返した後は、ブラシなどを使って剥離していきます
サンドブラストも持ってるんですけど、普段あんまり使わないので作業場に無いのです。デカいんです
写真で振り返ればあっという間ですが、かなり大変です
んで、お肌を整えます
古い造り方の物ですし、ペイントするのが前提のため下地が荒いです
ステップももう少し加工して
片側は楽しいけど、反対はとたんに面倒になる
グラインダーで一発勝負!
トルクロッドの固定ボルトに割りピンの穴あけ
これもメッキ前にやっておかないと悲しい事になります
その他の部品も、ボルトやナットの工具が当たった跡は、削って消すと寸法が狂うので一旦溶接で肉盛り後に削って消します
純正だとコストの問題で切りっぱなしの角を綺麗なアール型に削ったり、残っている旋盤目を消したり
旋盤の目とか、鋳物の肌とかは車種やバイクの方向性によって残したり綺麗に磨いたりと使い分けています
と、一言に外注と言っても準備はこちらでやっていく必要があります
もちろんそのまま持っていってもやってもらえますが、仕上がりはそれなりだったりします
やっとメッキの準備が終わった!
次はペイントに出す部品の準備です、それが終わったらアルミ部品のポリッシュ!
磨きたくて磨きたくてウズウズしている方いましたら、磨き隊募集していますのでいつでも来てください