エンジン掛からない・・・
という時にまず確認するポイントがいくつかあるのですが、説明するのが若干わかりづらいプラグに火が飛んでいるかどうかの調べ方を画像付きでブログにしてみました
ロイヤルエンフィールドに限らず、プラグの調べ方は大体どれも同じような感じなので、参考にしてみて下さい
まずは点火プラグの位置
エンジンの左側にあります
中央の白い部分が見えているのが点火プラグです
ちょっとGKと文字が見えていますね。NGK製の点火プラグです
メーカーは各国様々ありますが、日本では一番使われているメーカーだと思います
次にプラグキャップを外します
こちらも色々と種類がありますが、大抵は上に引き抜けば外れます
次にプラグキャップに点火プラグを取り付けて、画像のように点火プラグをエンジンに接触させてアースさせます
プラグキャップにプラグを差し込みますが、キャップのタイプによって手ごたえが違います
ガチガチっと奥まで行くものや、ポコッとした手ごたえだったり。基本的には簡単に外れないようになっていますので、スポッと簡単に抜けるようであれば奥まで入っていないと考えられますので、グイっと力を入れて奥まで押し込んで下さい
画像ではエンジンに既存のプラグが付いた状態で、手に持っている方は別のプラグです
もちろん既存でエンジンに付いているプラグを外して点検するのでも構いません
プラグ自体を点検したい場合はそのプラグを取り付けて、プラグ以外の点火系を点検したい場合には新品プラグを付けるのが良いと思います
この状態でキーをONにしキックをします。正常であれば点火プラグの中心部でパチっと光の筋が出ます
体勢的に厳しいですが頑張りましょう
火が飛んでいるというと、メラっとした炎のような物を想像する方も居ますが、実際には凄く小さい稲光のような感じの物です
注意点としては、プラグをきちんとエンジン等に接触させてアースさせる事と、プラグ本体ではなくプラグキャップを持つ事です
プラグ本体を手で持っている場合、ビリっと来ますので気を付けましょう
プラグをアースさせる箇所は、できればネジ部と先端は避けて(傷つけたりプラグギャップが変わったりする可能性も無くは無い)6角ナットの部分や、この画像で言えばBR6E~と文字が書いている当たりにすると間違いないです
シリンダーなどのペイントされている箇所もきちんとアースが出来ない事があるので、アルミ地が出ている部分にしましょう
中古プラグで火が飛ばなければ新品にプラグ交換してみて、
それでも火が飛ばなければ点火系のトラブルです
使用している点火系システムやプラグによっては火が目視できない物もありますが、ロイヤルエンフィールド含めこの手のバイクの場合は、大抵目で見えるはずです
この先の点火系トラブルは原因が多岐に渡るため、お近くのショップさんへ持ち込むのが良いと思われます