ロイヤルエンフィールド クラッチの不調修理


ロイヤルエンフィールドのクラッチ修理です!

 

症状は、滑る、切れない、走ると遊びが変わる等々・・・

結構な距離を走りぬいてきた車体ですからね!

 

さっそくクラッチを分解

 

ロイヤルエンフィールド クラッチの不調修理

ロイヤルエンフィールド クラッチの不調修理

 

間違い探し

わかります?指の指す方には何もありませんよ。

指の右下金色のピンが動いています。

 

これは壊れています。

 

さらに分解

ロイヤルエンフィールド クラッチの不調修理

 

特殊工具を使って引き抜きます。

 

ロイヤルエンフィールド クラッチの不調修理

 

あじゃぱー

 

バッキバキ!

さらに、至る所のカシメが緩んでいたりと、これはもう寿命です。

 

ロイヤルエンフィールド クラッチの不調修理

 

右が新品

新品は、クラッチ枚数が1枚増やすことが可能。

それによって滑りずらく、クラッチスプリングを緩くできる。そうすると、クラッチ操作が楽ちんに。

 

組み付け後試乗すると、加速のたびに遊びが変わる症状はあいかわらず・・・

ミッション側も分解。

 

ロイヤルエンフィールド クラッチの不調修理

 

こちらクラッチプッシュロッドの通り道。

真ん中が楕円になってしまっています。

ミッションのメインシャフト(反対側にクラッチが付いている)を通ってプッシュロッドがミッション側へ貫通しています。

今回はミッション内部には手を入れませんので、なんとかします。

 

このカバー、店舗に在庫が無いので溶接肉盛り後に穴を空けて直してみました。

 

ロイヤルエンフィールド クラッチの不調修理

 

試乗後、完璧な操作感となりまして、ホッと一息です。

ミッションとこのカバーにブッシュを仕込んでやれば完璧ですね。それは次の機会に。