ガスケット抜けによって、圧縮不足になったエンフィールドの修理です。
ヘッド側は綺麗に面を整えて・・・
単体チェックでOKだったはずのネジ山が、最終局面でお亡くなりに・・・
組み上げた状態でのネジ山補修は、場所によっては不可能な事も。
今回はギリセーフの部分です。
切り粉が入らないように気を付けながらタップ立て。
これを使って直します。
これはメーカーによって名称がさまざま。リコイル、ヘリサート、コイルインサートなどなど。
一回り大きなタップでネジ山を作り、そこにこのバネ状の物を入れていくと、バネがネジ山になります。ネジサイズを変えずに修理が可能。
これはネジ山の補修&強化に使います。
アルミ製部品で強度が欲しい場合や、板厚が薄い場合には新品状態でこれを入れておくと強力に。
ただし、簡単なようで結構ムズイです。一発斜めに掘ったら最後。
この作業はメカニックの腕の見せ所、ダサい仕上がりで笑われぬよう気を付けて作業します。
これは委託販売車両です
ジレラ 150スポーツ
エンジン掛かって普通に走行可。
まさしく、かつてのイタ車といった感じの軽快にふけ上がる小さなスポーツ車です。
税込270000円の現状販売です。
すぐに詳細画像出します。