ロイヤルエンフィールドにアマルキャブを取り付け。
350はそのままOK,500は専用マニホールドが必要です。
まずはキャブレターセッティングの基本、点火時期を正確に合わせておきます。
エンジンを動かす一つの要素として、点火があります。
ガソリン混じりの空気を圧縮している所に、点火プラグでピッと着火して、ボンと爆発するわけですが、そのピッと着火するタイミングが重要です。
これはアイドリングと高回転でも適正なタイミングは変化しますが、1950年代半ばぐらいからは自動で調整する機構が盛り込まれています。
点火時期の不良とキャブレターの不良は症状が似ています。どちらがおかしくても点火プラグがカブります。(カーボンが溜まって良い火花が飛ばなくなってしまう状態)
よくカブるカブると言いますが、実際にカブっているのは2割ぐらい。
実際には別の原因であって、カブってもムケてもいない事がほとんど。
カブってもムケてもいない状況って!? それは想像にお任せします。
きちんとセッティングを出して完成。
ネジ何本か外して取り替えるだけじゃねーの!と思ったら大間違い。
キャブを取り付けるたった2本のネジを締めるにも、ノウハウがあるもんです。
アマルキャブを装着されたロイヤルエンフィールドは、抜けきれないインド臭から解き放たれ、あなたをイギリスの田園風景へいざなってくれる事でしょう。