昨日でぱっかーんしたエンフィールドのアイアンエンジン
前回のブログ ロイヤルエンフィールド エンジンオーバーホール クランク編
二日連続同じバイクの記事は載せない方針でしたが、クランクオーバーホールはリフトや床にも部品を置いて作業場を占拠してしまうので、早々に掃除をして片付ける必要があります
剥離したホワイトメタル
とにかくエンジン内すべてに金属片が散らばっているので、洗って洗って洗って・・・です。
洗うだけで、基本的に丸一日近く掛かりますね!
せっかく分解したので
ポイントの下のちょろっと見えるスタッドボルト。大抵錆びてしまっているので、これを機に綺麗なものと入れ替え
クランクシャフトは、このまま後藤屋クランクブッシュを使ってバージョンアップするか、はたまたロングストロークしてしまうか、オーナーさん悩み中です。
決定したらクランクは作業をはじめます
プライマリーサイド
ここはエンジンとは別室なのでホワイトメタルは散らばっていません。
だけど、クラッチの摩耗した汚れと外側はドライブチェーンの汚れでぐちょぐちょなので綺麗に洗っておきます
これは燃焼室
カラッとしていますが、カーボンがびっしりです。剥がれたカーボンがバルブに噛んでるっぽいですね
シリンダーヘッドもオイルラインを伝ってホワイトメタルが大量に散らばっていますので、気合を入れて掃除です
ロッカーボックス内を綺麗に掃除したら、通常の燃焼室の整備です。あらかたカーボンを落としたらバルブを擦り合わせ
当店では手でタコ棒を使って擦り合わせています
ガソリンを浸してエアを注入して点検、問題無さそうです。
あとはオイルポンプのあるタイミングカバー内を綺麗にしたら掃除は一段落。やっぱり丸一日だぁ~
ご連絡お待ちしてます!