中々無い機会を頂きました、イギリス製エンフィールドのフルレストアのお仕事
前回のブログ イギリス製ロイヤルエンフィールド G2BULLET レストア開始!&今月の休店日について
部品の手配がありますので、まずは分解から進めます!
まずはギヤボックスから。 似てるけどちょっと違う、車体と同じくエンジンを分解していると変な感覚に。すっかりインド浸けという事か。
エンジンオーバーホールの作業は半分以上は洗浄と点検です
不良個所を探しまくって、洗いまくります
古いオートバイやオイル管理が悪かったりした物は黒いのがこびりついています。これが取れない、ひたすら取れない
洗浄剤を使うとアルミが変色したり、脆くなったりする事もあるそうな。以前ケースが変色して手に負えなくなったケースを見たことがあり、以来灯油一筋です
作業代金が、何々円~ とかなっているのは、洗浄に掛かる時間によって変動するため。
非常に綺麗な物が10分程度で終わるのに比べ、こびりつきが酷い物になると1時間以上掛かる事も良くあります。
×部品数という事ですので、作業時間が大幅に変わってしまいます。といっても作業代金が何倍もなる事はありませんので、何か良い洗浄剤をそろそろ探そうかしら
いつもクサーイグリスが詰まっているロイヤルエンフィールドのミッションですが、今回は匂いも無く・・・
普通のグリスが詰め込まれていました!
一生懸命掻き出します!
とりあえずザックリ調べながら次々洗っていきます
灯油とキャブクリーナーとパーツクリーナーと剥離剤の臭いが混じって気持ちが悪いですが、日が差して気持ちが良い
太陽の低い時期は一日中太陽の光が差さない後藤屋ですが、短い時間ですが入ってきました。春は近い
タイミングカバー&オイルポンプを洗浄
何か所もヤベー!と思う直さないといけない箇所がありましたが、ついにまじでやべぇ・・・ と思える所を発見してしまった
通常なら直すよりカバー一式で交換が安いね!となるような所ですが
我こそはロイヤルエンフィールド!といった具合に主張の強いタイミングカバー
なんとか直す方法を模索します
いつもと違う分、というより在庫のインド製パーツが使えるのと使えない物の選定に時間が掛かるため本丸まで届かず!