昨日の続き、分解編2
前回のブログ→イギリス製ロイヤルエンフィールド G2BULLET レストア分解編
クランクケース
結構中の構造も違う
今回のG2 BULLET
本来は2段ベッド方式のマグネトー&ダイナモがキャブ下に装着されますが、バッテリー点火のポイント式に改造されています
それに伴ってプライマリーサイドにジェネレーターが装着される、インドのロイヤルエンフィールドと同じ方式に。
これ幸いという事で、今回はこのまま改造部を修正してそのままのバッテリー点火で進める事になっています
おかげで、ハイプットのジェネレーター&レギュレーターを装着して電気を色々使えるようになります、なぜなら船が横に付くのですこのバイク。
おおかた洗って、クランクケースも修正するべき箇所を何か所か発見
染みが取れないので、やっぱり浸け置き洗浄を新たに導入して綺麗にしましょう
後のBULLETとオイルラインに違いがあり非常におもしろいです
腰上にはフィンの修理跡が
ヘッドとの合面近くは逃がしてありますね
ヘッド合面にまで溶接が入ると、その後の修正が面倒なので、これはこれでアリな修理方法だとは思いますが、フィンが斜めになってしまっているのが気に入りませんので、一度切って再溶接ですね
肝心のヘッド合面は、あまり状態が良くないです
面研で直るかな?最悪は肉盛り溶接後に面修正でしょうか
開けてビックリ玉手箱状態のエンジンでしたが、おおよそ修繕箇所は把握しました!
過去に大きな修理を2回した様子、最初は割ときちんと直して2回目に下手くそが直したっぽい感じ
せっかくなので、過去の修理を遥かに超える下町のバイク屋なめんなよ的な、カッコ良い修理で完成させたいと思います
あとはオリジナル用の部品が出るか否か・・・ 英車は割と部品の供給が良いとは思いますが、果たしてエンフィールドにも当てはまるのか
はまってくれ~