ロイヤルエンフィールドのディストリビューター修理
昨日中に故障診断を終えて、修理開始した旧型ロイヤルエンフィールド
エンジン不調の原因は、ディストリビューターの軸受け部分のガタと、遠心ガバナーのガタによる点火時期不良と決定。ついでに以前から気になっていたスラスト方向のガタも一緒に直してしまいます
チンプンカンプンですね。要は、あちこちにガタが来ててダメでしたという意味です
ディストリビューターはコレ、ポイントの奥にニョキっと生えている部品
内部には写真右側のシャフトが貫通しています
んで、両端にブッシュと呼ばれるカラーが入って軸受けとして活躍しています。真ん中のがガタがきている元ので右の金色が、材質違いの新品です
新品ブッシュはたいてい少しきつめに造らています。そのためそのままでは回転が渋いどころか挿入すら出来ません
少しづつ少しづつ削って丁度良い感じに仕上げます。ちなみに削り過ぎたらゴミ箱へポイです
上手くいきました
遠心ガバナは、ガタを修正してスプリングをキツめに再調整して完成です
タイミングカバーを開けたので、ついでに色々と点検
オイルラインの重要な部品にヤバそうな予兆を発見!
このエンジンは古い年式の物なので、在庫の物と全然違うのでハンダで上手い事修理しました
組み立て後は点火時期もバッチリ決まって安定したアイドリングをしています。晴れたら試運転して完成です!
先日嫁ぎ先の決まったクラシック500
社外マフラーが装着されていましたが、オーナーさんのご希望で純正マフラーへ戻しました
これから納車整備です、完成をお楽しみに!