ロイヤルエンフィールドのアイアンモデル
エンジン、ミッション、プライマリーがそれぞれ独立した、いわゆる別体エンジンです
だからこんな事も可能
今回はエンジン修理と合わせての作業なのでこうしていますが、通常は車載状態でミッションオーバーホールが可能です
一部のカセット式(横に引っこ抜けるタイプ)を除いて、普通の一体エンジンの場合は、エンジンを降ろしての作業になります
こうしていると、中のお掃除が少し楽
今回は４速トップギヤに入らないトラブル
さっそく分解して綺麗に洗っていき、原因を特定していきます
メインシャフトのスリーブが破断していました
この壊れ方はあんまりありません。前回も実は同じオーナー
ここは距離に応じて壊れるのかもしれません。前回に修理したのが６～７万キロ時点
今回はそこから５万キロほどでこうなりました
前回のミッション修理から、エンジンチューンで大幅に馬力を上げましたので、寿命が短くなったのはしょうがないですね
４速モデルにお乗りの方は、５万キロぐらいでミッションのオーバーホールをしておくと安心かもしれません
なんかカッコ良いぞ。しばらく飾っておこう
今回は、その他にも各ブッシュやミッションケースなどにもダメージが
まだまだ使えそうな部品が大半ですが、摩耗しているのは間違いありません
という事で、メーターが何回か変わっているのでハッキリしませんが、すでに１０数万キロは走ったミッション
今回を機に交換する事になりました
オーナーさん、完成をお楽しみに！