18日の火曜日は、車検業務となります
いつもより遠い車検場へ行かなければいけないため、終日居ませんのでお休みとなります
構造変更はナンバー記載の車検場じゃないと出来ないという謎ルール
そろそろどこでも出来るようにしてくれませんかね?
エンジンオーバーホール中のロイヤルエンフィールド アイアンBULLET
エンジンやミッションが、消耗品が消耗した事によって修理しているのですが、例外なく車体側も距離に応じて劣化していきます
写真の部分はスイングアームのピボット部分(付け根のボルトのところ)
ピッタンコのサイズじゃないといけないのですが、隙間が空いてしまっています
緩んだ状態でしばらく走行していると段々こうなってしまい、直すのもやっかいです
この部分で1mm隙間が空けば、スイングアームは長いので、ホイール部分はもっと大きなガタが出る事になります
本来ナットを外せばスポッと抜けてくるのですが、中々抜けてこない
さまざまな手を使って抜こうとしますが、まったく歯が立ちません
どうにもなりませんのでぶった切ります
ピボットシャフトだけを削れるように、慎重に芯を出して掘って削っていきます
修正と補強を兼ねてゴツめのブッシュを作ってフ、レームも合うように加工して挿入しました
あとは溶接して完成!
と思っていましたが、溶接はやめて脱着できるようにしておきます
これでブッシュさえ作れば何度でも直せます
スイングアームは修正済のUSED品と交換です
シャフトがどうにも抜けず、頑張れば抜けますが大体タダではすみません。潰れたりひしゃげたりしてダメージを負いますので、
希少車で部品が手に入らなければ何とか再利用しますが、エンフィールドの場合は交換してしまったほうが安上がりです
この辺は定期的に整備はしていますが、相応にヘタっています
ベアリングやゴムブッシュ、ブレーキシューも限界近く減っていたので交換です
あれこれ交換させて頂きました
これでリアまわりが随分シャキっとしました
沢山乗るオーナーですので、間違い無く満足して頂けるでしょう
外観も綺麗にするレストアとは少し違いますが、距離に応じたリフレッシュ作業でバイクは何度でも蘇ってくれます