ロイヤルエンフィールドのアイアンBULLET
エンジンオーバーホール中の組立て作業を進めます
前回の作業でクランクシャフトに違和感を感じ、再度分解して確認をしたクランク
実際は特に問題無く、僕がただ心配しずぎだっただけなので方々へ二度手間を取らせてしまいましたが、これで安心して組立てが出来ました
エンジンを車体に載せたら、次は各部を組み立てていきます
今回の故障の原因と思われる、オイルポンプスピンドルシャフト
手前の新品に交換します。これはタイミングカバーの内部に挿入する物なのですが
入らない。
純正、イギリス製、インドの社外品
と、色々在庫していますが、どれもイマイチです
カバーとの相性があるので何個も在庫しているのですが、どれも合わないのは珍しいです。これがインドクオリティ
文句を言っていても仕方ありませんので、無事使えるように修正加工を行ってガタ無しクルクルへ仕上げます。これがゴトウヤクオリティ
実際はクルクルじゃなく、グリグリぐらいの回転抵抗でも新車レベルの性能は出るはずですが
このへんちゃんとやったエンジンと、インドのライン工が組んだ新車とは別物だという事をご理解頂けるとやりがいがありますね
今日中に全部組み立ててエンジンに火を入れるつもりでしたが、大量に時間を消費しましたので、
せっかくなので、いつも以上に各部の擦り合わせもしておきます
このへんはかなり慎重に作業をしないと、のちにオイルポンプ関係でトラブルを起こしたり
うっかりやりすぎると、カバーごとゴミ箱行きになってしまいます
やっとこ組立てできたタイミングカバー
エレメントを入れて蓋をしたらひと段落です
オーナーさん、少々お待ちを!