トライアンフ T140 エンジン修理オーバーホール4


 

本日は非常に冷え込みまして、こちらもみぞれっぽい雪がチラホラと降りました

都内で雪が積もってしまうとさぁ大変!交通、流通がストップ!客商売は商売上がったりだぜ!な方も居るでしょう。みんなすごく困ってしまうのですが

積もらないと良いですね~なんて言いつつも

実は内心積もらないかな、積もったら楽しいな

なんて事をつい考えてしまう、まだまだ子供な大人も沢山居るはず

今年は雪が少なく、どこのスキー場も大変だそうで

もうしばらく行っていませんが、そろそろスキースノボに久々に行きたいですね

 

 

トライアンフ T140 エンジン修理オーバーホール4

 

部品が届き、トライアンフのエンジン修理をボチボチ進めています

新しいメタルが無事組み込めました

 

 

 

トライアンフ T140 エンジン修理オーバーホール4

 

クランクケースへ組み込みます

左右のケースを合体させてエンジンを車体に載せる前に、オイルタンクの掃除をしておきます

 

 

 

トライアンフ T140 エンジン修理オーバーホール4

 

ここはガソリンタンクの後ろ側の写真

オイルインフレームといって、フレーム内がオイルタンクになっています

 

 

 

トライアンフ T140 エンジン修理オーバーホール4

 

んで、底に蓋が付いています

外して、上のキャップ部分から覗きながらパーツクリーナーを流し込んで洗います

 

 

 

トライアンフ T140 エンジン修理オーバーホール4

 

キャップとオイルストレーナー

キャップは洗った後です、ストレーナーはドロドロのヘドロと、エンジントラブルの際に金属片が沢山詰まっています

キャップの真ん中よりにちょこっと見えるボルトの先っちょ

ドレンボルトですが、ここのネジ山がイカレて外れません

 

 

 

トライアンフ T140 エンジン修理オーバーホール4

 

何やっても取れないので、削り飛ばして外します

カバー側がアルミ製で、ドレンボルトよりも弱い素材ですので、おそらくそちらのネジ山が潰れていますのでボルト撤去後にネジ山の補修も必要です

ネジがナメる、折れる、外れない等々 旧車修理の常ですが、外し方や直し方は材質や形状さらにはどれだけ特殊な部品なのかで様々です

これ一体日本に何個あるのかな?とか、二度と手に入りませんよ!なんて希少な物まであったりしますので、旧車屋にはスキルはもちろんですが、度胸も必要な仕事なのかもしれません

 

 

 

トライアンフ T140 エンジン修理オーバーホール4

 

今回は割と簡単な修理で済みそうです

裏の肉厚がそこそこあるので、ワンサイズ大きいボルトが入るように加工してしまいます

ネジ山を作っています

 

 

 

トライアンフ T140 エンジン修理オーバーホール4

 

一回り大きなサイズになったので、ガスケットも大きくなりフィン山と干渉してしまいます

 

 

 

トライアンフ T140 エンジン修理オーバーホール4

 

削って表面を平たんに加工して完成です

今回は費用的に一番安く上がる方法で直しました

んで、この蓋を組み上げるためのパッキンがありませんので、これからパッキンを作って組立てです

つづく