ノートンES2のクラッチ修理です
滑って切れなくて最高に乗りづらいです
きちんと預かって作業をするのは初のバイクです。ご依頼ありがとうございます
今回は全体の点検と、前後フェンダーのカスタムも一緒にやります
新品パーツが手に入るのが嬉しいところですが
そのまま組めない所でギョッとします
出るだけ良いよ出るだけ良いよ出るだけ良いよ
と心を静めます
クラッチの部品交換とは思えない工具が登場します
削りすぎると一気にゴミに化けますので、慎重にやります
5枚入るので5枚やります
出るだけ良いよ出るだけ良いよ
無事組めました!
けど厚みが少し厚くて正規の枚数収まりません
とりあえずステップなどを組んで試運転し、問題無さそうなので今回はこのままカバーを閉じます
取り外すのに苦労したプライマリーカバー
めっちゃ古いのと古いのと前回塗ったであろう液体パッキンが残っています
さらに下の黄色いのは謎のパテです
ヒビでも入ってんのかな?と思いましたが、全部ノミで引っぺがしても見当たりません
綺麗に剥がしました
今回はラバーシールを新品にして、液体パッキンは塗らずに組んでみます
そもそも、乾式用みたいなケースにとりあえずラバーベルトを挟んで湿式にしましたみたいな構造です
ある程度は滲み出てくるかもしれませんが、オーナーさんの了解を頂いてカバーを取り付けました
全周に液体パッキンを塗ると、オイル漏れは止まるかもしれませんが、カバーを取り外す際に猛烈にひっ付いてて外れません
鉄板カバーで板厚も薄いので、剥がす際にひしゃげる可能性が高いです。実際今回もちょっとひしゃげて組む前には修正が必要でした
だったらちょっとオイル垂れてるぐらいの方が良いでしょうという判断です
次はカスタムの作業です、オーナーさんお楽しみに!