数年ぶりに路上復帰させるという事でレッカー入庫したW650
エンジンは掛かるには掛かるけど回転が上がらないという事なので、まずは点火プラグを交換してみたけど変化無し
試しにキャブレターのフロートチャンバーを外してみると
あーダメだこりゃ
キャブレターオーバーホールが必要でした
ジェット類もかなり詰まっていて、ゴム部品も一通り交換ですね
劣化しているマニホールドのゴムも交換しておきます
キャブレターに水が入っていたのでガソリンタンクをチェックすると、内部に相当量の水が混入していました
さらに錆も酷いので、修理が必要です
まずは洗剤を使ってしこたま洗います
茶色いの全部錆です
固形の錆はおおかた取れますが、表面の錆はガッツリ残ります
コックを一旦取り付けて、錆取り液を入れておきます
錆取り液で錆びをとったら、もう一度洗剤を使って洗浄します
きっちりと乾かしてから、コーティング剤を使ってコーティングします
部品が揃ったのでキャブを組み立てます。バラバラ写真撮ってなかったですね
全バラしてからキャブクリーナーとソーダブラストで洗浄してあります
最近導入したソーダブラスト
威力はそこそこ、というかたいした事ないのですが、入り組んだ形の物の洗浄に絶大な威力を発揮しました
今までブラシや針みたいのでチマチマチマチマ・・・・ と永遠時間が掛かったのですが、かなりの時短になる上に仕上がりも綺麗です
ま、高かったんですけどね
ガソリンコックもオーバーホールです
綺麗になりました
無事エンジンも掛かりましたので、次は車検取得です
オーナーさん、完成をお楽しみに!