車検をご依頼のロイヤルエンフィールド アイアンモデル
このオーナーさんは色々と試してみたいタイプで、毎度使える物や何だかわからない物を持ち込んでくる
今回は何を言い出すのかと思っていたら、オーバーサイズピストンを入れてちょこっと排気量を上げたいと
そこはハイコンプピストンでと
まぁそれならいつのも作業なので良いですね
排気量が小さかったり元々の馬力が少ないエンジンの方が、チューニング効果は体感で大きく感じるように思います
その辺の一般道でも体感できますからね
今回のピストンは約2ミリサイズが大きくなるので、元々346ccなのが366ccになります
たかが20ccアップですがハイコンプ化も相まって、乗ればオォ♪と思えるはず
シリンダーヘッドは以前直しているため、今回は点検と清掃のみ
綺麗になった
シリンダーヘッドでは、吸排気のポート処理を少し良くすると調子良くなります
エンフィールドは特に元の状態が酷いので、やれば必ず良くなりますがポート研磨はやり過ぎるとヘッド本体がゴミになりかねません。難しいです
見ればわかる通りセンタープラグ化は無理。ですがデコンプ殺してツインプラグ化は出来ます
オーナーの乗り方などに合わせて勝手にやらせてもらってますけど、インテークの長さでも出力特性が変わります
もちろんマフラーでも変わります。けどバイクの場合は丸見えなのでデザインと音が最優先されます
ファンネルが最速!と思われがちですが、たぶんエンフィールドの場合は違うと思います
内部にファンネルを備えたきちんとしたエアクリーナーボックスで、浄化した後のブリーザーを繋いで循環させるのが一番良いんじゃないかと思うのですが、
そんなボックスはエンフィールドには似合わないし、ブリーザーを浄化する部品も見た目的にNGで誰も付けたがらないだろうし、もちろん僕も嫌だし
何よりなんかただの純正みたいでターボ化とかに比べてロマンも無いし。という事で机上の空論のままで誰もやりません
スタッド掃除用に加工したタップ
ネジ山を削らずにゴミだけ取れる
組めた!けども
ボイヤーの進角機能が微妙に逝かれてる
ので、今回はポイント化
進化と退化を繰り返す