山へ行くとたまに鹿を見かけますね
昨日は通勤の際に荒川河川敷が大騒ぎ。どうやら鹿を捕まえるために沢山の警察官が出動していました
荒川沿いに鹿が出て大騒ぎするのは一体どこからかな?やっぱり都内に無いってからだろうか、いやいや浦和あたりでもビックリするでしょう
なんて考えていたら、気付いたら店に着いておりました。危ないですね、安全運転で行きましょう
安全運転のためにまずは欠かせない部分は、やっぱりブレーキでしょうか
車検整備でブレーキのオーバーホールを行います
リアはフロントよりも抜けが良いのですが、数千キロでこれだけカスが溜まります
シューの残量と状態チェック、グリスの入れ替え、掃除が主な内容になります
その他にベアリングのチェックor給油、ハブダンパーのチェックなどなど、一緒に分解した際にチェックする項目は結構あります
このカスがブレーキシューとドラムの間に入って悪さをします
レーシングドラムのように、前と後ろに通気口を開けるとカスの排出は抜群に良くなり、さらに放熱性も上がります
その分雨はバンバン入るし、晴れていてもちょっとした水たまりを通過した際に中に水が入り込む可能性もあったりと、危険なデメリットもあるのであんまり市販車には付いていない機能です
綺麗にしてブレーキシューの面取りも済ませました
ブレーキを使った際にギーギー鳴ったり、ギュっと急ブレーキが効いてしまったりしたら、シューの面取りか、もしくは残量が無ければ交換が必要です
いつも当店をご利用頂いている方の場合は、過去の整備データを参考にしてシューの交換時期の目安がわかりますが、初めてブレーキの分解を行う際は、実際に分解してからシューが再利用可能かの判断となります
昔勤めていた時に加工したシャフト
当時使っていたグリスは耐久性が無く、良くグリス切れや固着でブレーキが引きずりました
旋盤も無く使えるグリスも決まっていたので、苦肉の策でグラインダー一発勝負で溝を掘ってグリス溜まりを作ってみた所、大幅に耐久性が上がりました
今なら旋盤で加工して、さらにフェルトシールが入るように溝入れるかなと思います
通勤でお使いだったり雨でもガンガン乗る方におススメの加工です