内燃機加工に出していたシリンダー&シリンダーヘッドと、欠品だったパーツを何とか入手したので、やっとエンジンを組み立てする事ができます
↓前回の作業
トライアンフ6Tとロイヤルエンフィールドのエンジン 腰下だけ組む
まずはクランクケースを組み立てました
で、車体のエンジンを載せて、とりあえずピストンとシリンダーを組んで、タイミングサイドの組み立てで四苦八苦
ピストンは純正相当の圧縮比のタイプ。カムシャフトも純正のプロフィールの物へ吸排気とも交換しました
元々スポーツタイプの物だったので、ノーマルに戻したいとの事で始めた作業です
吸気側のカムギヤとカムシャフトの相性が悪いのか、ギヤを組むと回転が重くなってしまいました
色々と試行錯誤した結果、シムを製作して入れる事によって無事くるくるクランクに。もう一度エンジン割るのかと焦りましたよ
ロイヤルエンフィールドもそうですが、英車も部品がそのまま組めるとは限りません
組めなければまだ良いほうで、その時点で異変に気付きますが、今回の作業もそのまま組む人は組んでしまうのではないでしょうか
あとはこんなガスケットとかも実はちょっと穴位置がズレていて、オイルラインが半分以上塞がっているなんて事もザラにあります
これもそのまま組めてしまうパターンで、気を付けたい所です
ガタが出ていたバルブまわり
元々の予定には無かった作業ですが、せっかくなのでという事で修理しました
オイルラインを組もうとしたら、バンジョーボルトが千切れかかりました
もちろん在庫は無し!なのですが、わざわざこの一個のために部品を頼むのも何なので、店にあるロイヤルエンフィールドの部品を加工して何とか組み立てます
オイルラインの穴径が細いので、元のバンジョーボルトと同径で穴を加工しています
あぁやっと組めた
次はミッションとプライマリーを組んでエンジンは終わり
その後はアップマフラー化と、前後ブロックタイヤ化です
インドへ頼んでいた消耗品が届きました
普段使う消耗品ばかりなので誰かに特別に頼まれている物はないのですが、唯一バックオーダーで数名から注文頂いている品がコチラ
左四速用のサイドスタンド!
左四速だけは、標準タイプのサイドスタンドが使えません
チェンジペダルが邪魔なので前側のエンジンマウント部に取り付けるタイプとなります
前から頼んでるんですがずっと届かなくて、イギリスにも無いし、部品番号の他に実物の写真を数点送って、ぜひこれを探してくれ!と熱望しました
もう何度頼んでも右チェンジ用が来るんだ!もう沢山来すぎて余っているんだ!頼むから左用を送ってくれ!無いなら無いと言ってくれー!!!
そしたら右四速用がいっぱい送られてきました!
なんでだよマジで・・・笑
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