イギリス製BULLET G2のエンジン組立が大変

 

 

もう随分前にエンジンの組み立て&始動は済んでるBULLETのG2

この手のエンジンは組んで完成!お引渡し~ とは全然ならないんですよ。そこからが長い

 

 

色々と作業内容はあるんですけども、例えば組んでからのエンジンの増し締め

 

 

 

 

 

 

エンジンに火を入れて冷ましてというのを繰り返してから締めますが、20回ぐらい繰り返してようやく馴染みました

アルミシリンダーに新品スタッドボルトなのでこうなります

上の写真はオイルポンプの動作確認中で、新品部品の微不良による油圧低下に悩んだ末にやっと直った状態

 

 

 

 

 

色塗った

 

 

 

 

 

けっこう珍しいつくりのシリンダーヘッドだと思うのですが、どうなんでしょう

ヘッド本体はアルミ製ですが、燃焼室らへんは鉄製です。耐久性が高いのかな?

BULLETでは1949年の極初期モデルにのみ採用されていたみたいです

 

 

 

 

 

当たるのを何とか直した

たぶんコンセントリックキャブだからこうなってしまうんでしょう

 

 

 

 

 

消耗品の交換を済ませたミッション

 

 

 

 

 

だいぶ仕上がってきてるんですけど、まだオイル漏れがある

最終的に液体パッキンで止めるんですけど、こうして点火時期の調整するにもカバー明けなきゃいけないんで、調子がちゃんと出たら最後に油止めして終わりです